福岡市内のオフィスビル 計画・再開発情報

福岡市内では「天神ビッグバン」、「博多コネクティッド」を中心に様々な再開発計画が進行しています。現在、計画段階のオフィスフロアのあるビルをご紹介します。

福岡市博多区の計画情報マップ【博多コネクティッド】

No	計画	竣工予定
1	（仮称）Walkプロジェクト新築工事（西日本シティ銀行本店建替） （西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発）	2026年1月
2	西日本シティ銀行本店別館ビル・事務本部ビル 建替計画 （西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発）	2029年9月
3	博多駅空中都市プロジェクト	2028年末
4	福岡商工会議所ビル 建替計画	未定

①（仮称）Walkプロジェクト新築工事
（西日本シティ銀行本店建替）

福岡市博多区博多駅前の西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発の第一弾。福岡地所株式会社と共同で推進する本店本館ビルの建替計画。西日本シティ銀行の本店機能に加え、オフィスフロアや商業店舗を配置した複合ビルとなる予定。 「博多コネクティッド」の起爆剤となるべく、博多駅前の賑わい創出する空間、環境に配慮した取り組み、アクセス性、機能性に優れたハイグレードオフィス等が計画されている。新本店は2026年1月竣工予定。

事業名称	（仮称）Walkプロジェクト新築工事
所在地	福岡市博多区博多駅前3丁目1-1
竣工予定	新本店ビル：2026年1月
主な用途	オフィス、商業、銀行、駐車場
延床面積	約22,893坪	構造・規模	S造一部RC造一部SRC造（免震構造）　地上14階　地下4階

②西日本シティ銀行本店別館ビル・事務本部ビル 建替計画

西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発。 本店本館ビルに続き、本店別館ビルおよび事務本部ビルを連鎖的に再開発する。（仮称）Walkプロジェクトの新本店ビルの竣工後に別館ビル、事務本部ビルの解体に着手予定。

事業名称	本店別館ビル・事務本部ビル　建替計画
所在地	博多駅前1丁目3-6、博多駅前1丁目11-6
竣工予定	未定
主な用途	未定
延床面積	未定	構造・規模	未定

③博多駅空中都市プロジェクト（JR博多駅ビル拡張）

「博多コネクティッド」を活用した「JR博多シティ」の拡張計画。在来線のホーム上を拡張して建設する予定。 拡張部分はオフィス、ホテル、商業施設、広場を計画している。

事業名称	博多駅空中都市プロジェクト
所在地	福岡県福岡市博多区中央街　博多駅在来線下り方線路上
竣工予定	2028年末予定
主な用途	オフィス、ホテル、にぎわいを創る商業や広場等を想定
延床面積	未定	構造・規模	未定

④福岡商工会議所ビル 建替計画

福岡市博多区博多駅前2丁目の福岡商工会議所ビルの建替が検討されている。1970年の竣工から50年以上経過しており、建替構想の検討を開始。建替時期や建物の高さ・延床面積、デザインなど詳細は未定だが、オフィスや貸会議室を確保する予定。

事業名称	福岡商工会議所ビル 建替計画
所在地	福岡市博多区博多駅前2丁目9-28
竣工予定	未定
主な用途	未定（オフィス、貸会議）
延床面積	未定	構造・規模	未定

福岡市中央区の計画情報マップ【天神ビッグバン】

No	計画	竣工予定
1	天神住友生命FJビジネスセンター	2025年5月
2	（仮称）天神ビジネスセンター2期計画（市役所北別館跡・MMT跡）	2026年6月
3	（仮称）天神1-7計画（イムズ建替）	2026年12月末
4	福岡天神センタービル 建替計画	未定
5	（仮称）渡辺通二丁目プロジェクト	未定
6	（仮称）天神二丁目南ブロック駅前東西街区	2030年度
7	福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡の段階連鎖建替えプロジェクト	2030年以降

①（仮称）天神ビジネスセンター2期計画
（福岡市役所北別館跡・MMT跡 再開発）

福岡市中央区天神の「天神MMTビル」、「福岡市役所北別館」、「第2明星ビル」等の再開発計画。地下から繋がる吹抜け空間「アクセラリウム」を整備。地下広場を地下鉄や福岡市役所に繋がる通路と接続して回遊性・利便性の向上を目指す。 オフィスフロアの基準階面積は約750坪以上あり、多様化するワークスタイルに対応するハイグレードオフィス。また、BCP対応や感染症対策も備えた次世代オフィスとなる予定。

事業名称	（仮称）天神ビジネスセンター2期計画
所在地	福岡市中央区天神1丁目76-1、76-2他（地番）
竣工予定	2026年6月
主な用途	オフィス、商業、駐車場等
延床面積	約19,036坪	構造・規模	S造一部RC造（免震構造）　地上18階 地下2階 塔屋2階

②（仮称）天神1-7計画（イムズ建替）

福岡市中央区天神1丁目の「イムズ」が再開発を目的に2021年に閉館。「福岡文化生態系」をコンセプトに2024年5月着工。オフィス、ホテル、商業を用途とする複合ビルの計画。 3~5階、7～15階のオフィスフロアは総面積約8,000坪、基準階面積約790坪のオフィス空間を整備し、想定就業者数は約3,000人。最小区画30坪台から利用可能であり様々なワークスタイルに対応する。 地下2～2階の商業ゾーンは約1,000坪。地下2階は、天神地下街、ONE FUKUOKA BLDG.（ワンビル）、地下通路と繋がる予定。ホテル（1~3階、16~20階）には九州初進出（アジア2施設目）となる「エースホテル」が出店。

事業名称	（仮称）天神1-7計画
所在地	福岡県福岡市中央区天神1丁目326番1 他（地番）
竣工予定	2026年12月末
主な用途	オフィス・商業・ホテル、駐車場
延床面積	約22,372坪	構造・規模	地上S造　地下SRC造　地上21階 地下4階

③天神住友生命FJビジネスセンター

福岡市中央区の西通り・明治通りに面する「天神西通りビジネスセンター」と「住友生命福岡ビル」。「天神ビッグバン」の施策を活用し、建て替える。福岡地所、住友生命保険共同での再開発となる。 感染症対応や高い省エネ性能、魅力あるデザイン性のビルとなる計画。大きなピロティ空間も整備し、天神エリアの国際競争力向上に貢献するオフィスと商業の複合ビルを予定している。

【関連記事】天神西通りビジネスセンター・住友生命福岡ビル一体再開発へ【天神ビッグバン関連】（2020/2/28）

事業名称	天神住友生命FJビジネスセンター（住友生命福岡ビル・西通りビジネスセンター建替計画）
所在地	福岡県福岡市中央区天神2丁目148,149,150,155,156,17番（地番）
竣工予定	2025年5月
主な用途	オフィス、商業、駐車場
延床面積	約12,705坪	構造・規模	地上24階 地下2階 塔屋2階

④福岡天神センタービル 建替計画

福岡市天神の明治通りに面する「福岡天神センタービル」。1976年に竣工し、建物・設備の老朽化により建替が計画されている。2023年8月に閉鎖し、9月解体工事に着手。 隣接する「野村不動産天神ビル」、「野村不動産天神ビルⅡ」との一体再開発になると見られる。

事業名称	福岡天神センタービル　建替
所在地	福岡県福岡市中央区天神2丁目
竣工予定	未定
主な用途	未定
延床面積	未定	構造・規模	未定

⑤（仮称）渡辺通二丁目プロジェクト

渡辺通2丁目エリアで九州電力、電気ビル、十八親和銀行、福岡商事が共同で進める再開発プロジェクト。 コンセプトは「協働・共創の促進」、「脱炭素ビルへの挑戦」、「地域との共生」。様々なワークスタイルへの対応やCO2排出量実質ゼロを目指したオフィスビル建設となる予定。2025年度中の着工を目指して詳細を検討している。

事業名称	（仮称）渡辺通二丁目プロジェクト
所在地	福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目
竣工予定	未定
主な用途	オフィス等
延床面積	未定	構造・規模	未定

⑥（仮称）天神⼆丁⽬南ブロック駅前東⻄街区プロジェクト

福岡市天神2丁目のパルコ本館・新館や新天町ビル、⻄鉄福岡駅ビル（東街区）、新天町商店街（西街区）からなる約2.2haの段階的および連鎖的な再開発プロジェクト。 パルコ本館は1936年竣工、新天町商店街は1954年竣工など建物が⽼朽化しており、耐震性のさらなる向上に取り組む。 天神の中心に位置する計画地を賑わいを創出する重要な拠点と位置づけ、歴史を継承しつつ、新しい⽂化・芸術を感じられる複合施設を目指すとしてる。2030年度の開業を目指しプロジェクトを推進予定。

事業名称	（仮称）天神⼆丁⽬南ブロック駅前東⻄街区プロジェクト
所在地	福岡県福岡市中央区天神2丁目
竣工予定	2030年度の開業を⽬指しプロジェクトを推進
主な用途	未定
延床面積	未定	構造・規模	未定

⑦福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡の段階連鎖建替えプロジェクト

福岡市天神4丁目の「福岡中央郵便局」および「イオンショッパーズ福岡」の段階連鎖建替えプロジェクト。プロジェクトは2段階での再開発になり、第1段階として福岡中央郵便局が2030年頃、第2段階としてイオンショッパーズ福岡が2030年代中頃を目標整備時期としている。

事業名称	福岡中央郵便局およびイオンショッパーズ福岡の段階連鎖建替えプロジェクト
所在地	福岡県福岡市中央区天神4丁目
竣工予定	第1段階：2030年頃、第2段階：2030年代中頃
主な用途	未定
延床面積	未定	構造・規模	未定