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福岡の未来を担う!
再開発が加速する天神・博多エリアのオフィスビル賃貸ガイド

1.はじめに

(画像提供:PIXTA)

福岡市は近年、発展的な再開発とオフィス需要の増加により、日本国内外から注目されている都市のひとつです。 この記事では、福岡、特に天神・博多エリアに焦点を当て、最新のオフィスビルの賃貸情報を含め、詳しく解説していきます。 この地域が、福岡の未来を担うビジネスの中心地としてどのように発展しているのか、その全貌を明らかにしていきましょう!

福岡の再開発とオフィス需要の増加について

福岡市は、九州最大の都市でありながら、自然環境に恵まれ、活気ある都市生活も魅力です。 ここ数年、新しいビジネスチャンスと革新的なプロジェクトが次々と生まれる福岡市は、日本の中でも特に注目される都市へと成長・変化を続けています。
その成長と変化に焦点を当て、オフィスの需要が増加している理由について探ります。

福岡市の成長と変化

(画像提供:PIXTA)

福岡市は、福岡都心部において、2015年から天神ビッグバン、2019年から博多コネクティッドの再開発プロジェクトが始動し、 「天神ビジネスセンター」「博多イーストテラス」「福岡大名ガーデンシティ」など、新しい施設が続々とオープンしています。
再開発によってオフィスビルやホテルが次々に誕生しているのです。

「天神ビッグバン」とは・・・
福岡市の天神エリア中心部において容積率や高さ制限の緩和等のインセンティブによって老朽化した建物の建て替えを促す再開発プロジェクト。都市機能を高め、新たな空間や雇用を生み出し、新たなビジネスが集まるまちづくりを進めています。

「博多コネクティッド」とは・・・
天神ビッグバンに続く博多駅周辺エリアの再開発プロジェクト。博多駅周辺の交通基盤の拡充や規制緩和によるビルの建替促進を進めています。博多エリアの魅力を活かしながら博多駅周辺の都市機能の向上を図る計画です。

この再開発計画に後押しされた新築ラッシュは、福岡市の建設費にも大きな影響を与え、2014年~2019年の着工建築物工事費は2兆2,644億円に達しました。 また、福岡市の人口も増加を続けており、2020年には人口160万人を突破!政令指定都市でもトップクラスの人口増加率で、将来の人口増加も予測されています。 そして、急速な成長と変化の中で、福岡市は国際都市としても新たなステップに向けて進化し続けています。

2023年3月には福岡市営地下鉄七隈線が博多駅まで延伸され、新しく「櫛田神社前駅」も誕生しました。この延伸により、地下鉄の利便性がよりいっそう高まりました。 七隈線延伸に代表されるような交通インフラの整備、福岡空港の拡張、オフィスビルやホテルの増加、観光スポットの整備など、福岡市で進む再開発が、この変化を後押ししている事は間違いありません。

スタートアップ都市・福岡

(画像提供:PIXTA)

2014年5月1日、福岡市は国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」に指定され、創業や新しいビジネスを支援し、雇用を増やすための取り組みを行っています。 また、既存の企業にも、第二の創業や新しいビジネスモデルの構築、提携、海外市場への進出などのチャンスが広がります。

「グローバル創業・雇用創出特区」とは・・・
特定の場所で新しいビジネスを始める人や企業を支援する取り組みです。この特区では、ビジネスを始めやすくし、成長をサポートするための特別なルールや助成金が提供されます。新しいビジネスと、多くの雇用が生まれることを目指し、地域の発展を促進するための政策の一環です。

福岡市は経済と雇用を活性化させるための多くの支援策や制度が充実しているので、起業家や企業にとって魅力的な場所です。 旧大名小学校の跡地を利用した、福岡のスタートアップの中心地である「Fukuoka Growth Next(FGN)」の「スタートアップカフェ」や、「福岡市雇用労働相談センター」、そして「スタートアップ法人減税」などを創設することによって、新たなビジネスにチャレンジする企業の成長を支援する取り組みも行われ、新しいビジネスの育成と雇用のチャンスが広がっています。

まだまだ再開発が続く福岡市。ますます魅力的なスタートアップ都市として成長していく事が期待されています。

オフィス需要の増加

現在、福岡市ではオフィスの需要が増加しています。 その大きな理由として、福岡市の目覚ましい再開発、そして企業支援の福岡市独自の取り組みの存在が挙げられます。
実は、その他にもオフィスの需要が増加した理由があるんです。さて、その理由とは一体何でしょうか?

【理由①】人々が集まる場所

福岡市は住みたい都市ランキングで上位常連の都市の一つです。 福岡の街は都市と自然のバランスが良く、街全体がコンパクトにまとまっています。通勤時間が短く、生活コストが東京や大阪に比べて低いのも特徴です。
そして、商業施設や飲食店、医療機関、公共施設などが充実しており、都市の利便性と自然環境の調和が取れています。 また、美味しい食事が楽しめるグルメの街としても知られています。

そんな福岡市の人口は、全国でもトップクラスの増加率で増え続けており、2035年まで増加が続くと予測されています。 統計では、20代から40代の若い働き盛りの年代が多く、生活環境の質が高いことから、福岡へ移住する人も増えています。 経済的に活発な年代が多い都市でもあるため、住宅需要や購買力が増加し、地元のビジネスや小売業界にとっても理想的な環境が揃っています。
そして、新たな住民が働く場所を必要とし、これに応えるためにオフィススペースの需要が増えています。 人々が福岡市に集まることで、福岡市をビジネス拠点として考える企業にも影響を与え、その結果、オフィスビルの需要が高まっているのです。

【理由②】交通ネットワーク

(画像提供:PIXTA)

企業がどこにオフィスを構えるか考える上で、オフィス周辺の交通ネットワークが充実しているかどうかは、重要なポイントの一つです。 その点において、福岡市は陸・海・空、3つの交通手段へのアクセスが優れており、さまざまな場所への移動においてメリットが多くあるため、新しいビジネスを始める企業や事業拡大を検討する企業にとって、魅力的に感じる都市なのです。
交通ネットワークに強みがあることが、ビジネスが発展し経済が活気づく理由の一つでもあります。 人が増え続けている点、交通利便性が高い点、これらの理由により、多くの企業が福岡で新しいオフィススペースを求め、それに伴って福岡市内でのオフィスビルの建設や拡張が進行しているのです。

2.福岡のオフィス賃貸のメリット

それでは、福岡のオフィス賃貸のメリットについて、アクセス、コスト、ビジネスの3つに焦点を当てて見ていきましょう。

アクセスの良さ

(画像提供:PIXTA)

前述の通り、企業にとって、顧客や取引先、従業員の交通アクセスが優れている場所にオフィスを構えることは大きなメリットです。 福岡市のアクセスを語る上で欠かせない重要な点が、福岡市内に陸・海・空の交通ネットワークの拠点があり、そのどれもが、世界でもトップクラスの利便性を誇る点です。
天神・博多エリアは福岡市の中心に位置し、この3つの交通手段の利便性が高く、さまざまな場所への移動がスムーズに行えます。 それぞれの交通手段の強みをご紹介します!

①陸路

福岡市内はJR、西鉄(私鉄)、市営地下鉄が整備されており、特筆すべきは九州最大の駅である博多駅から福岡空港まで地下鉄で5分で行ける事が挙げられます。新幹線で九州・関西・関東へも博多駅から行く事ができ、効率的に移動することができます。 西鉄バスによる路線バスや高速バスも充実しています。全国7大都市圏において通勤・通学時間が最も短いとのデータもあり、街がコンパクトにまとまっているため、移動時間の短縮、移動ストレスからの解放にも繋がります。

☝西鉄バスは、福岡県内を中心にバス路線を提供し、日本において最大級の規模を持つバス会社です。福岡市内や周辺エリアは広範囲にわたってカバーされており、大変便利な移動手段と言えるでしょう。地元の人々はもちろん、観光客にとっても公共交通の主要な選択肢となっています。

②空路

福岡空港は福岡市街地から地下鉄でわずか5分という立地が最大の魅力です。そのため、東京や大阪へのアクセスでも飛行機に乗るまでの移動時間を大幅に短縮できます。福岡空港へすぐにアクセスできるので急な出張や緊急の商談などにも迅速に対応できます。 国内外へのアクセスが良いため、国際的なビジネス展開にも対応することができます。滑走路1本あたりの離着陸回数が日本で一番多いため、2025年度には第2滑走路が増設される予定であり、国内線地区では商業施設・オフィス・ホテル等の複合施設も計画されています。

☝福岡空港は、福岡⇔東京が1時間35分、福岡⇔大阪は1時間10分、福岡⇔ソウルは1時間30分で移動でき、国内・国外を問わず利便性に優れています。

③海路

博多港は、1世紀半ばから日本と外国との国際交流拠点として発展してきました。韓国の釜山港までの距離は、約200㎞ほどで、高速船、フェリーでアクセスできます。国内外のクルーズ船の寄港回数も多く、観光客や貨物輸送など、日本と世界との交流を支えています。

☝博多港から韓国の釜山港まで距離が短いため、福岡と韓国のビジネス交流が非常に便利です。ビジネス旅行や商談の際でもアクセス手段を選べるメリットもあります。

このように、福岡市はアジアの玄関口として、国内外へのアクセスに優れています。 天神・博多エリアにオフィスを構えることで、交通ネットワークのアクセスの良さを活かし、ビジネスの効率化を図ることができます。

コストパフォーマンス

福岡は、東京や大阪などの三大都市圏に比べるとコストを抑えてオフィスを借りることができるため、福岡をオフィス拠点として選択する企業も増えています。
天神・博多エリアのオフィスビルは、コストと品質のバランスが優れている物件もあり、賃料や物件の維持費を抑えながら、質の高いオフィススペースを手に入れやすいので、予算を有効に活用しやすいというメリットは、福岡でビジネスを展開する企業にとって魅力的なポイントといえるでしょう。

天神・博多エリアは、企業規模・オフィス面積の大小に関わらず、さまざまなタイプのオフィスがあり、大きな面積を必要とする大企業でも、コストをできるだけ抑えたいスタートアップ企業や中小企業でも最適なオフィスを選択をすることが出来ます。
特にスタートアップ企業においては行政の支援も充実しており、福岡の未来を担う企業が、コストパフォーマンスの良さを活かして成功を収めることも期待されています。 福岡でオフィスを構えることはコスト面においてとても魅力的と言えるのです。

新しいビジネス機会の創出

福岡市の天神・博多エリアは、「天神ビッグバン」や「博多コネクティッド」といった再開発プロジェクトによって建替が進み、新たなオフィスビルや複合施設が次々と出来るなど、新たなビジネス機会が生まれる環境が広がっています。 天神エリアでは、福岡ビルや天神コア、天神イムズ、MMTなどが、博多エリアでは西日本シティ銀行本店本館、福岡東総合庁舎(新ビル名:コネクトスクエア博多)の建替工事が進行し、他にもそれぞれのエリアで新たな建物の建設や建て替え工事が計画されています。
これにより、エリア全体が相互に活性化し、より魅力的なビジネス環境に変わりつつあります。 これまで福岡に無かったようなグーレド・機能を有するオフィスビルが新たにできることで、多様な産業が集まる環境が生まれています。 新たな事業展開への可能性の向上も見込まれ、福岡市内にオフィスを構えることが、ビジネスの成長に繋がっていくというビジョンに街全体で取り組んでいます。 福岡の天神・博多エリアだからこそ、アクセスの利便性、コスト効率、新しいビジネスのチャンスを最大限に活用できるのです。 未来を見据え、このエリアでのオフィス選びを検討してみてはいかがでしょうか。

3.天神エリアのオフィスビル事情

天神エリアは福岡市の中心地であり、九州一の繁華街として、現在もなお発展を続けています。 多くのオフィスビルがある天神エリアのオフィスビル事情や、その特徴や魅力、注目のオフィスビルをご紹介します。

過去~現在の天神エリアの発展

(画像提供:PIXTA)

九州一の繁華街として有名な福岡市中央区の「天神」。 福岡都心部の中心地である天神には水鏡天満宮という神社が鎮座しています。(天満宮は菅原道真を祭る神社であり、天神とは菅原道真のことを言います。)天神様と呼ばれる道真公にちなみ水鏡天満宮周辺を天神と呼ぶようになりました。 そして、空襲で大きな被害を受けたものの、戦後、市民の努力によって復興した天神は九州一の繁華街にまで成長しました。
さらに、近年の天神エリアは再開発プロジェクト「天神ビッグバン」に取り組んでおり、街のさらなる発展が期待されています。 「天神ビッグバン」によって、都心部の機能もますます向上し、新たな雇用と経済的な活力が生まれています。 コンパクトで便利な都市環境、美味しい食事、そして再開発プロジェクト「天神ビッグバン」による未来への展望が、多くの人々にとって魅力的な場所となっています。 天神エリアは、今後もさらなる発展が期待されています!

天神エリアのオフィスビルの特徴と魅力

西鉄福岡(天神)駅を中心とした天神エリアは、九州を代表する商業施設とオフィスが集まる福岡の一等地とも言えるエリアです。大型の商業施設から屋台まで、大小の商店がひしめき合い、賑やかな雰囲気が漂っています。一方で、福岡市役所があり、行政の中心地としての役割も果たしています。
また、オフィス街には銀行や証券会社などの金融関連企業が多く集まっているのも特徴です。天神中心部の大通りである渡辺通りや明治通り沿いには多くの有名企業がオフィスを構えています。

福岡市が進める「天神ビッグバン」によって、対象エリア内は容積率の緩和や高さ制限の緩和が行われており、プロジェクトの第一弾として「天神ビジネスセンター」が2021年9月末に竣工。 また、隣接ブロックでは西鉄による区画一体開発が進められ、旧大名小学校跡地に24階建ての「福岡大名ガーデンシティ」が2022年12月に竣工しました。現在進行中の計画もあり、このエリアが大きく変貌することに期待が高まっています。

天神エリアの主要なオフィスビルの紹介

多くの企業がオフィスを構える天神エリア。ビジネスだけでなくショッピング、エンターテイメントにおける福岡の中心地「天神エリア」の注目のオフィスビルをご紹介します。

天神ビジネスセンター
天神ビジネスセンターは、天神ビッグバンプロジェクトの第1弾として2021年に竣工。福岡初の大規模免振構造を採用し、BCPにも対応した最新オフィスです。地下鉄天神駅のコンコースからオフィスエントランスまで直結しており、ダイレクトにアクセス可能!セキュリティシステムで貸室に入るまで非接触!24時間365日の有人管理で更に安心です!
■所在地:
福岡県福岡市中央区天神1丁目10-20
■交通アクセス:
地下鉄空港線 天神駅まで徒歩1分
■設備:
免震構造(免震上級)・電源供給バックアップ体制・最大4段階のセキュリティシステム(セキュリティゲートと連動したエレベーター先行予報システム)・除菌ユニット搭載空調機(ストリーマー放電でウイルス分解)・LowーEペアガラス・無人受付機(タッチレスディスプレイ)・グリッド式システム天井(天井高:2800mm)・OAフロア(100mm)・LED照明
警固神社社務所ビル
警固神社社務所ビルは、天神の中心にあり、警固公園に連なる警固神社境内に2022年に竣工しました。先進の機能や地域防災拠点機能を備えた国体道路に面する多機能ビルです。
■所在地:
福岡県福岡市中央区天神1丁目10-20
■交通アクセス:
西鉄 福岡(天神)駅 まで 徒歩2分
■設備:
非常用電源・エレベーター用防災キャビネット・建物内に防災備蓄倉庫を設置・ICカードセキュリティ(EVフロアカット)・3面採光・非接触ボタン搭載エレベーター・全熱交換器換気システム・Low-Eペアガラス・グリッド式システム天井(天井高:2800mm)・OAフロア(H:100mm)・LED照明
(仮称)ヒューリック福岡ビル立替計画
(仮称)ヒューリック福岡ビル立替計画は、2024年12月竣工予定。オフィス、ホテル、商業で構成された地上 19 階地下 3 階の複合ビルです。地下2階の地下鉄天神駅の改札から直接通路を抜けてオフィスフロアへ直行できます!自然換気システムの導入や空中階への庭園設置・非接触検温センサーの設置、建物屋上には太陽光発電設備を設置予定。
■所在地:
福岡県福岡市中央区天神2丁目8-49
■交通アクセス:
西鉄 福岡(天神)駅 まで 徒歩2分
■設備:
非常用電源・エレベーター用防災キャビネット・建物内に防災備蓄倉庫を設置・ICカードセキュリティ(EVフロアカット)・3面採光・非接触ボタン搭載エレベーター・全熱交換器換気システム・Low-Eペアガラス・グリッド式システム天井(天井高:2800mm)・OAフロア(H:100mm)・LED照明

天神エリアは福岡市のビジネスの中心地であり、多くのオフィスビルがあります。その選択肢は多岐にわたり、ビジネスのニーズに合った最適な拠点を見つけることができるでしょう。天神エリアでのビジネス展開をご検討中の方は、これらのオフィスをぜひ検討してみてください。

4.博多エリアのオフィスビル事情

福岡における代表的なオフィス街 の一つとして、博多エリアは長い歴史があります。その豊かな歴史と現代のビジネスの発展が見事に融合し、多くの企業や組織が拠点を築いています。 博多エリアのオフィスビル事情に焦点を当て、その特徴や魅力、注目のオフィスビルをご紹介します。

博多エリアの歴史とビジネスの発展

(画像提供:PIXTA)

博多エリアは、古代から商業と文化が交わる拠点として栄え、発展してきました。 「博多」という地名は湾内一帯を指す広い地域の名前として生まれました。その由来については、「土地が広く、人や物産が豊富である」という意味の「土地博(ひろ)く人・物産多し」という言葉に由来する説や鳥が羽を伸ばしたような「羽形」の地形から名付けられたという説など、さまざまな説があるようです。

博多エリアは、九州の陸の玄関口であるJR博多駅周辺を中心に発展を続けています。2011年に九州新幹線・鹿児島ルートが全線開業し、合わせて日本最大規模の駅ビル「JR博多シティ」が開業。 そして2016年の「KITTE博多」の開業とともに商業面積が急拡大し、「ザ・オフィス街」から人々が集まる拠点へと変わり、同年「JRJP博多ビル」も竣工した事で博多駅周辺のイメージが一新されました。 さらに2019年からは再開発プロジェクト「博多コネクティッド」が始動。博多駅周辺の活力と賑わいをさらに拡大させるために、建て替えや歩行者ネットワークの拡充などが行われています。

博多エリアは、ウイズコロナ・ポストコロナの時代にも対応できる先進的なビルの建設や都市機能の向上を図ることで、新しいビジネスや文化の拠点としてますます魅力的な場所へと進化しています。

博多エリアのオフィスビルの特徴と魅力

(画像提供:PIXTA)

博多のオフィスエリアは、大きく分けて、①博多駅前エリア、②筑紫口エリア、③呉服町エリアの3つのエリアに分かれています。それぞれのエリアの魅力・特徴をご紹介します。

①博多駅前エリア

博多駅西側の博多駅前エリアは、天神エリアと人気を二分するエリアで、オフィスビルの棟数では天神エリアを上回ります。そのため、アクセスが良いにもかかわらず天神エリアと比較して賃料に割安感のある物件もあり、高い人気を誇るエリアです。博多コネクティッドの対象エリア内でもあり、再開発も進んでいます。
また、このエリアの北部と隣接する北西部には、歴史的な寺社が連なっています。その価値をさらに高めるために、「博多旧市街プロジェクト」がスタートし、インバウンド対策にも取り組んでいます。 博多旧市街には、「博多千年門」、「承天寺通り」があり、「出来町公園」はリニューアルされ、観光拠点として整備されています。 最新のビルと歴史的建造物が混在する博多らしいエリアと言えます。

②筑紫口エリア

博多駅東側の筑紫口エリアは、九州自動車道や都市高速へのアクセスが非常に便利で、さらに空港にも近いという立地特性を持っています。 古くから存在する地域ではありますが、築年数の浅いビルもあり、博多駅前エリアと比べて賃料の上昇が比較的緩やかなので、安定した人気を誇るエリアです。
また、国の合同庁舎も立地しており、公共事業に関係する企業も多く存在します。 都ホテル博多のリニューアルオープン以降、筑紫口駅前広場の整備や博多コネクティッドによる再開発などが進んでおり、今後さらなる発展が期待されるエリアです。

③呉服町エリア

博多の北西部にある地下鉄呉服町駅周辺の呉服町エリアは、博多商人の起源とも言える、歴史に富む地域です。かつては問屋と製薬メーカーが多くを占め、1階テナントには証券会社がひしめいていたことで知られていましたが、ここ30年で一番変化したエリアでもあります。 特に明治通り沿いでは、古い建物の外観が新しく生まれ変わり、多くの新しいビルが建てられた事で、オフィス地区としての整備が整いました。
さらに、現在も建物の建替プロジェクトが進行中で、呉服町交差点から天神まで繋がる明治通り沿いや昭和通り沿いを中心にますます魅力的なエリアになるでしょう。

博多エリアで注目のオフィスビルの紹介

もし福岡でビジネスを展開しようと考えているなら、博多エリアは絶対に見逃せない場所です!福岡の未来を担うビジネスやイノベーションの中心地である「博多エリア」で注目のオフィスビルをご紹介します。

博多イーストテラス
博多イーストテラスは、博多コネクティッドボーナス認定第1号の物件です。BCP対策機能、無料Wi-Fiや5G環境を整備し、非接触型ICカードセキュリティなど先端技術を導入した次世代オフィスビルです。
■所在地:
福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目18-33
■交通アクセス:
JR博多駅まで徒歩4分
■設備:
制震構造・浸水対策・非常用電源・3段階の高セキュリティシステム(非接触型ICカード)・シェアオフィスサービス・屋上多目的スペース・無料Wi-Fi完備・5G環境・貸会議室・電子タバコ専用喫煙室・女性用パウダールーム・グリッドシステム天井(天井高:2800mm)・OAフロア(100mm)・Low-E複層ガラス
コネクトスクエア博多
コネクトスクエア博多は、福岡東総合庁舎敷地有効活用事業として建設中の複合ビル。エリアのランドマークとして、各要素を「コネクト(つなぐ)」するをコンセプトに地域・まち・ひとをつなぐ場所として2024年3月竣工予定です。博多駅筑紫口中央通りに面し博多駅までわずかの立地!BCP対策や最新設備が満載です。
■所在地:
福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目
■交通アクセス:
JR博多駅まで徒歩4分
■設備:
制震構造・非常用電源・感染症対策機能・セキュリティシステム(非接触型ICカード)・エレベーター先行階予約システム・環境性能評価(CASBEE)Aランク・システム天井(天井高:2800mm)・OAフロア(100mm)・LED照明・Low-E複層ガラス・フルハイトサッシ・喫煙室
(仮称)Walkプロジェクト新築工事(西日本シティ銀行本店建替)
西日本シティ銀行が保有するビルの連鎖的再開発の第一弾。西日本シティ銀行の本店機能に加え、オフィスや店舗を含む地上14階・地下4階の複合ビルとして計画され、2026年1月頃竣工予定です。博多駅博多口正面という立地はアクセス性に優れており、BCP や感染症に対応したハイグレードオフィスとなる予定です。
■所在地:
福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目
■交通アクセス:
JR博多駅まで徒歩1分(地下道で直結)
■設備:
免震構造、その他詳細未定

最新のオフィスはビジネス環境を向上させ、様々なニーズに対応する事も可能です。博多エリアは福岡一のオフィス街として発展を続けており、大小様々なオフィスビルが存在しています。
その多様な選択肢から、ビジネスのニーズに合った最適な拠点を見つけることができるでしょう。博多エリアでのビジネス展開をご検討中の方は、下記リンクより博多エリアのオフィスをぜひご覧ください。

5.新築オフィスビル情報

福岡の天神・博多の両エリアでは、再開発プロジェクト、建替計画が進んでおり、先ほどご紹介した物件以外にも新しいオフィスビルが次々と竣工しています。
また、今後竣工予定の物件もあり、最新の設備を備えた物件、快適なオフィス環境を提供する物件も増えてくるでしょう。注目の新築物件情報はこちらをご覧ください!

6.まとめ

(画像提供:PIXTA)

この記事では、福岡の未来を担う天神・博多エリアのビジネス需要とオフィスビルに焦点を当てご紹介しました。

天神・博多エリアのオフィスビルが注目される4つの理由
①再開発によって整備された魅力的な環境
②スタートアップの拠点としての支援と成長
③住みやすさからくる人口増加
④ビジネスに最適な交通ネットワーク

福岡市は天神ビッグバンや博多コネクティッドなどの再開発プロジェクトにより、成長と変化を続けています。 国家戦略特区として新しいビジネスを支援し、スタートアップの拠点としても注目されています。起業家や企業にとって魅力的な環境が整備され、新たなビジネスの成長と雇用機会が広がっているのです。

そして、魅力的な都市であり人口が増加している点、陸・海・空の交通ネットワークが優れている点から、多くの企業が福岡市内でオフィススペースを必要とし、オフィスビルの建設や拡張が進んでいます。 福岡市の再開発とオフィス需要の増加により、市内のビジネスは活気にあふれ、さらなる経済の成長が期待されてるのです。

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