博多駅前エリア オフィス情報2019年版博多区エリア情報

【博多駅前エリア】は天神エリアと人気を二分する地区で、オフィスビルの棟数は本エリアが上回っているため、アクセスの割に賃料も少しばかり割安感があり、人気が高い。
また、このエリアの北部には歴史ある寺社が連なっている。その価値を更に輝かせる為に「博多旧市街プロジェクト」が始動しており、インバウンド対策に取り組んでいる。「承天寺通り」や出来町公園をリニューアルし、観光バスの乗降場・観光広場として整備、今春には観光施設もオープンの予定。今後も、さらに歴史感溢れる町並み作りを行う為、本エリアの新築計画ビルも本プロジェクトの規制を受けるがゆえに、個性溢れる楽しみな物件になることは間違いない。伝統・文化を際立たせる魅力ある町作りは更に加速していくだろう。
一方では、マルイが福岡初進出したKITTE博多、隣接するJRJP博多ビルからペディストリアンデッキで博多駅南側の博多駅前4丁目まで繋がるプロジェクトや、天神南~キャナルシティ付近~博多駅までの地下鉄七隈線延伸工事も着々と進行中(2022年開通予定)。今なお、インバウンド効果も高く、ビジネスだけでなく、観光や商業での人の流れが溢れており、オフィスビルではなく、ビジネス及びシティホテルの着工ばかりが進んでいる
博多駅より大博通り方面
「博多駅より大博通り方面」
博多駅よりはかた駅前通り方面
「博多駅よりはかた駅前通り方面」


オフィス相場概況

一昨年までは、リーマンショックの影響(営業所の撤退や売り上げ低迷など)や新築ビルへの移転による大きな面積の解約も出た事から、空室改善対策として、成約賃料のダンピングを実施してきた。既存の大型物件も、市場ニーズに柔軟に対応するケース(共益費込み8,000円~9,000円)が目立ったため、人気が高く、一昨年には入居率も改善した。その結果、今では品薄は歪めない事実で、賃料水準は大通り沿いの大型ビルなら20,000円(共益費込)、築年数の経つビルでも17,000円前後。中小規模の物件についても12,000円前後まで上昇している。築年が比較的浅い物件に関しては、完全に空き待ちにある。

また、博多駅中央街の南側に今春竣工のオフィスビルがあり、その道路を挟んだ立地にバスセンター・住宅の新築(筑紫口の観光バス渋滞が緩和される効果大)が竣工、オフィスは現在建築中。よって、駅前でも比較的人の流れが弱かった南側エリアにもデッキが繋がることにより人の流れの回遊性は高まっている。一方、50坪以上の貸室は、空き予定情報でも希望の物件には容易には出会えない市場となっている。