福岡市早良区 地域情報2020年版早良区エリア情報

福岡市早良区は、市西部エリアで、住宅地、文教地区のイメージが強く、マンションや戸建ての高級住宅も存在する、市内においてもダントツ人気の住宅エリアともいえる。まず、埋め立てにより新しくできた百道地区は、ソフトバンクホークスの球場(福岡PayPayドーム)やヒルトンホテルなどがあり、博物館、領事館に加え、地元放送局2社、富士通、NEC、パナソニック等の自社ビルも建ち並ぶ。市内では現在最高の21階建オフィスビルもあるが、貸しビルとしてはわずか5~6棟しかない。

また、福岡PayPayドームの隣接エリアでは、商業施設が2棟できた。「MARK IS 福岡ももち」ではZepp Fukuokaが新たに生まれ変わり、「E・ZO FUKUOKA」でもHKT48劇場が再稼働する。更には28階建てツインタワーマンションも本年12月で完成を迎える予定で、遊びの空間だけでなく、居住空間としても人が溢れる最新のエリアとして期待されている。

そして本来、本エリアの生活店舗の中心は、商店街や地下鉄西新駅がある西新地区であるが、ここにも商業施設「プラリバ」と一体型の地上40階建てのタワーマンション「ブリリアタワー西新」が2021年3月竣工予定。西新地区の新たなランドマークとなるが、本エリアは店舗系テナントビルのイメージが強く、インテリジェントオフィスビルというイメージは1~2棟といえる。このオフィスイメージを希望するテナントには百道地区のほうがイメージにあうのだが、百道はバス便も多く都市高速バスも利用できるものの、交通アクセスがバスに限られているという点でマイナスな影響を受けざるを得ない事実がある。
MARK IS 福岡ももち
ドームに隣接する「MARK IS 福岡ももち」
商業施設「プラリバ」・タワーマンション「ブリリアタワー西新」
「プラリバ」・「ブリリアタワー西新」


オフィス相場概要

西新地区・百道地区ともビルの棟数は少なく、西新地区は商業系では依然人気も高く、市内副都心のなかでは一番ではないだろうか。賃料は博多駅東地区と同水準で推移し、地下鉄で天神から五つ目の駅の割には安定している。
一方の百道地区も棟数にして6棟と数は少ないが、高層が可能なエリアでもあるため、ビルのグレードはやや高い。しかしながら交通アクセスがバスに限られていることもあるために需要に乏しく、空室は解消されているものの賃料に大きな上昇というわけではなく、12,000円前後で推移している。

オフィス相場今後の動向

西新地区、百道地区とも大きなオフィスビル計画はない。交通アクセスによる需要の問題はあるものの、もともとグレードの高いビルが多い為、博多、天神エリアの空室激減から本エリアを選択肢の一つとする企業も今後期待でき、昨年に比べ、空室の改善も出来た。